natu_oggi’s blog

都内に住む社会科(主に歴史)が得意な大学生 歴史にまつわるちょっとした雑学や簡単な解説を誰でもわかるように説明します!

御家人の違い

どうもみなさん初めまして那津です!

文章を作る習慣をつけたいという目標からブログを開設してみました!

すぐに飽きてしまう性格なのでまずは3日間書けるように頑張りたいと思います!

このブログで書きたいテーマについてですが、私自身歴史がとても好きで一生使うことのない無駄な知識がたくさんあるので最初はそれを成仏させたいと思います笑

間違っている部分もあるかもしれませんが多めにみてください汗

 

 

さて最初に紹介するのは「御家人」という言葉の意味の違いについてです!

みなさんは御家人という言葉を聞くと何をイメージするでしょうか?

おそらく「武士」というのをイメージしたのではないのでしょうか

確かにその認識は間違いありません

そもそも「御家人」という言葉は「家人」という言葉に「御」をつけたものです。

ではなぜ「御」という字がつくようになったのでしょうか?

 

ここからは御家人の意味と違いについて詳しく説明していきます

まず「御家人」という言葉の成り立ちについてですが、前述したように「家人」という言葉に「御」という丁寧な表現をつけたものです。

「家人」とは棟梁(武士団長のような人)に忠誠を誓う家臣(武士)の人のことを指します。ではなぜその家臣に「御」という表現をつけるのでしょうか?

それはズバリ偉い人に仕えているからです!

その偉い人とは誰でしょうか?

それはあの源平合戦に勝利し鎌倉幕府を開いた源頼朝です!

つまり鎌倉時代において源頼朝を始めとする源氏一族と直接主従関係を結んだ家臣のことを敬意を込めて「御家人」と表現したのです!

これは鎌倉時代における「御家人」の意味でした。

 

しかし江戸時代になるとその意味は変化します。

江戸時代における「御家人」とは「石高が1万石未満の将軍直属の家臣(幕臣)のうち将軍に御目見えする(会う)ことができない武士」という意味です!

少し意味が異なっているのがわかるでしょうか?

ちなみに石高が1万石以上の幕臣を「大名」、石高が一万石未満で将軍に御目見えすることができる幕臣を「旗本」と言います!

どちらも将軍直属の家臣という点では一致していますが、江戸時代の御家人の方が将軍と距離が離れているように思えます。

鎌倉時代の場合、将軍←御家人という関係でしたが、江戸時代になると将軍←大名←旗本←御家人というように立場が低くなっています!

 

いかがでしたでしょうか。今回は御家人の意味の違いについて説明をしてみました!

拙い文章で分かりにくかった思いますがお読みいただきありがとうございます!

また明日も投稿をしますので読んでいただけると嬉しいです!